2021/09/28

声の哲学で演説を

 


街頭演説をしている女性を見かけた

残念ながら、発している言葉は聞こえず

立ち止まって聞いている人はいない様子だった

何となく、惹きつけられるという雰囲気ではなく

こう言っては失礼だが、仕方ないのかな

という印象も受けた


やはり声と印象は、このような場面で

非常に大切だ


まずは通る声

そこには聞いてもらいたい、届けたい

と言う想い、情熱があるはずだ

もちろん、そのための発声のテクニックも必要

リズムや強弱を入れて、相手を惹きつける

話し方をすることでその想いは形になる


そして姿勢や視線の配り方、体の使い方も

相手を引き込むテクニックだ

魅力的に映らないと、人は立ち止まって

聞こうとはしないだろう


そして更には、声を軸にした

美しい世界観を創り上げることが出来れば

ずっと印象に残る人になるのではないだろうか


もちろん、話の中身も重要だが

まずは聞いてもらわないことには

覚えてもらわないことには

そこまで進めないのだ


ぜひ声の哲学を使ってほしい

そうすれば一人とは言わず

何人もの人が足を止めて

話を聞いてもらえるのではないだろうか

と、お節介なことを感じながら

私もまた、足早に前を通り過ぎてしまった


声の哲学は仕事の場面でも

多く使えるはずだ

ぜひこのテクニックを知って

より美しさが開花する方が増えることを

願い、私もコーチになれるよう

頑張って取り組んでいきたい


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Today’s BGM 

Prokofiev / Piano Concerto No.3


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