2021/08/26

自分の声を好きになる

 


2021年3月17日に綴ったBlog

「自分の声と向き合う」


まだ意識しないと声が高くなってしまうけれど

全体的なベースとしての声は以前より低くなった

もっと正確に言うと

高い声というものが自分の声でも他人の声でも

耳に付くようになった

なので、そうなってしまったらすぐ気付く

そして直す、その繰り返しだ


特に言葉を強めたいときには

声が上がってしまう傾向にあるので

そこは敢えて下げる意識をする


声が上がった状態で捲し立てるように話すと

それはキンキンした声の印象で

正直、あまり聞いていたいとは思えない

感情をぶつけているような印象にもなる


何を隠そう、これは私の母である

母はいつもは穏やかだが、カッとなると

途端に捲し立てるように、感情をぶつけてくる

その時は声がどんどん上がるのだ

それを見て、分かった分かった、と言わんばかりに

大人しく黙るのが父

母も、あぁ子供っぽかったわ、と

反省しては懲りずに繰り返すところは

もう仕方ないことなのだろう


まぁ、これはもう夫婦のやりとりなので

私は特に口を挟まないが

何が言いたいのかと言うと

やはり声が上がることは、成熟した大人の落ち着いた印象は

与えないのである


仮に声を低くして早口で話しても

キンキン声のうるさい印象は与えない

自分も声が高い時より感情的にならずに済む

声を低くすることは、どっしりと地に足がついているイメージだ


因みに、私は以前より自分の声が好きだ

声のみならず、以前より自分のことが好きだ


そう思えることに嬉しいと思う

これは声の哲学のおかげである


全ては繋がっており

自分の受け入れること、好きになることは

自分の一部である声を受け入れること、好きになること


ハイヒールと同じように

声も訓練すれば鍛えられる、変わることができる


声の哲学もまた

多くの方に知ってもらいたい

生きていく上で必須のものと言えると思う


0 件のコメント:

コメントを投稿