2021/11/09

ピアニシモを奏でる

 


小さい音というのは

とても気を使う

音というのは気をつけないと

勝手に出てしまうもの

生活の中で私たちは

それはそれはいつも何かしらの

音を出しているものだ


ドン、バタン、ガチャ、バサッ

常に何かしたの音がしているのでは

ないだろうか

当然のことながら、これらは

あまり美しい音ではない


音を立てない、ということを

意識してみる

或いは、なるべく小さい音に

することを心掛ける


するとどうだろう

全ての動作において

かなり気を使うのではないだろうか

最後の最後まで意識をしないと

音というのは出てしまうもの


声も同じ

小さい声にこそエネルギーを込めてみる

そうすると意識が変わる

心込めて発するようにしてみると

そこにはまた美しさが生まれる


ハイヒールもそう

着地する瞬間まで意識する

決して踵から着地はしないので

ヒールのカツッという音は立たない

けれどつま先から着地しても

やはり音を立てないことは難しく

かなり意識が必要


小さい音というのは

実に意識もエネルギーもいる

繊細なものである

例えばピアニシモの音は

美と繊細さの極み

美しいピアニシモの音を聞くと

私はいつも心奪われる

そこには心が宿っている


普段の生活から

ピアニシモを奏でる意識で

最後まで意識してエネルギー込めて

音をコントロールしてみてほしい


きっと心が変わってくる


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Today's BGM

Debussy / Préludes 1 “La cathédrale engloutie”


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