つい一年前のこと
何人かでの集まりがあった
初めましての方もいるような集まりで
私はやや緊張していた
何もビジネスの集まりではなく
カジュアルな集まりだったが
やはり印象を良くしたい気持ちはあった
そこでの私が咄嗟に取っていた行動は
思えばニコッとして声を高くしていた
女性だから若く可愛く見られたい
そうした方が印象が良いに違いない
そういう気持ちが恥ずかしながらあった
今はこれを全否定できる、自信を持って
楽しくもないのに、不必要にニコッはNO
その笑顔は本当に楽しい時だけに
或いは笑顔を見せたい人だけに取っておくべし
高い声は子供の声、幼い声
大人の成熟した女性の声は低く落ち着いている
何回も綴ってはいるが、若く可愛く、に価値はない
では、だからといってムスッとして
低ーい声で話せば良いかというと、それも違う
瞳からのエネルギー、視線のやり方
喉を開けてお腹から声を出す
口の開け方を意識する
体を的確に使い、存在感を出す
といったいくつかのポイントがある
これらは声の哲学で習得できるもの
本当にこれらを行えば
頑張って高い声を出してニコッなんてしなくても
断然、人を惹きつける女性になれるのは間違いない
ビジネスでももちろん役立つ
というか、そちらの方が効果は見えやすいかもしれない
例えば実際にあったのが
他の人が営業電話を断ると
ゴリ押しされて長引くところを
私が出て断ると、声の印象で上長に
思われたのか、直ぐに引いてもらえた
高い可愛い声よりよほど説得力があって
印象も良い
声の哲学は習得すると
様々な場面で使えるし、自信もつく
声にコンプレックスがある方は
多いと思うので、どんな方にも
声で人生が変わる、とお勧めしたい
サロンオープンは間も無くです
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Today’s BGM
Jean-Philippe Rameau / La Poule
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