外出できない日々の中で
家時間の楽しみの一つがオペラ鑑賞
様々なオペラハウスが
動画配信を行っていますが
私の一番のお気に入りはMET
METのオペラはオーソドックスなものが多く
私のような初心者も見やすい
元々クラシックが好きなので
オーケストラ、バレエ、オペラ、
特に拘りなく好きなのですが
昨秋辺りから一番ハマっているのがオペラ
声の魅力にすっかり魅了されているのです
オペラは総合芸術と言われ
音楽、演劇、文学、美術といった
様々な要素が合わさった最高峰の舞台芸術
そしてその中心はやはりオペラ歌手の歌声です
声一つであそこまで感情表現し、
その声はホールの隅々にまで
エネルギッシュに響き渡るのです
そしてそれぞれの歌手に個性があり
誰もが魅力にあふれているのです
オペラ歌手のあの声の魅力は
鍛錬の賜物
それを思うと更なる感動を覚えます
私が特に好きな歌手はReneé Fleming
なんといってもあの艶ややかで輝きのある
美しい声
抜群の美貌と演技力ももちろんですが
あの圧倒的なオーラはまさに
彼女の歌声から来るものです
今日は特に好きな「Eugene Onegin」
Dmitri Hvorostovskyとの映画のような
この演出が私は大好きなのです
このクライマックスを見ると
私は毎回必ず泣いてしまい
それはとてもドラマティックで
エネルギッシュな二人の歌声と演技に
感極まってしまうから
声とは芸術なのだと、つくづく感じるのです
また声は芸術となり感動を与える一方
その人の印象を決め、
影響力を与えるものでもあります
最近日本でも開始したClubhouse
私も様々な方の声を聴いていると
顔が見えないだけに
声と話し方だけでその方の印象、
そしてイメージが出来上がります
顔だけ見たときの印象と
随分違って感じる方もいらっしゃいます
思っている以上に
声とは人々に影響力を与えるのです
美しい声のエネルギーは
やはり生で聴くのが一番
事態が落ち着いたら劇場に足を運んで
ぜひ芸術的エネルギーを
体で感じたいと思います
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