2021/08/03

私の美しいものとの出会い

 



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美しいもの、と一言に言っても

私は俄然、西洋贔屓なのである

何も日本らしいもの、和を否定しているわけではなく

単純に私の好みが西洋ものだった


辿れる記憶で覚えているのが中学生の頃

好きだった科目は世界史、とりわけヨーロッパ

中でもルネサンスの美術が大好きで

当時は授業中も資料集をずーっと見ていた


ミケランジェロの彫刻に本物の人間より

よっぽど惚れるわ、と思いながら見入ったり

レオナルドの天才的な技術に驚きを隠せなかった

西洋美術はなんて美しいのだろうと思っていた


その後実際に見たボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』は

今も私にとって一番美しい女性像である


そして高校生の頃も好きだったのは

世界史、そして倫理

やはりここでも授業そっちのけで

資料集を眺める日々であったが

加えて倫理が私には新たな好きの発見だった


倫理は大雑把には哲学の範疇

ソクラテスやらプラトンから始まり

カントやヘーゲルといった哲学について勉強する


私はどうも物事の本質を考えるのが好きで

運動が苦手だったこともあり

考えること、思考に重きを置く学生時代だった

授業の解答で唯一褒められたのも倫理だった


大人になり、就職し、学生で学んだこと

好きだったことの何が活かせたのだろう

倫理なんて意味あったのか、などと

思ってしまうこともあったが

今思えば、何となく全てが繋がっている様に思う


美しいものが好き

本質を知りたい

そういう私が、今、コンサルティングを受けているものが

ハイヒールの哲学、そして美しさの哲学

何という巡り合わせだろう


直接的に西洋美術や倫理が関連している訳ではないが

何となく、私の中では繋がっている


西洋の美は、コントロールされ、計算された美

シンメトリーを良しとし

人間の手を加えて完璧を目指す


一方、日本の美はありのままを受け入れ

自然と調和し、アシンメトリーを良しとする

それが宗教も背景にあることはよく分かる


私は日本人だけれど、今の私が好きな美は

西洋の美なのである

これは今後変わるかもしれないし、変わらないかもしれない


何度も言うが、日本の美を全く否定してはおらず

好みの問題だと思う

日本人だからって必ずしも日本的美意識で

生きなくてはいけない訳ではない

西洋人でも日本的美意識を選んで良いのである


私は私が好きなものが西洋的美意識であるが故

コンサルティングを通じて

ハイヒールの哲学、そして美しさの哲学として

そこを一生懸命自分の中に落とし込み

お伝えしていきたいと思う


自分の好きなものだから

本質を追求し、自分の人生としても

それに関わることが充実した自分の人生となるよう

向き合っていきたいと思う


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