本日は、6月20日に綴った内容です。
声の哲学コースを今週末オープン予定です。
また詳細は綴らせていただきます。
先日、あるフランス女性の動画を拝見した
彼女は流暢な日本語を話すことができ
まず日本語を話した後にフランス語を話していた
興味深かったのが、日本語からフランス語に変えた瞬間に
声のトーンが下がったこと
無意識に行っていたと思うが、やはり、と納得した
日本語より喉を開けて息をたくさん使い、お腹から出す必要があるため
自然と声は下がるし、深みが出る
声の哲学でフランス語を使うのはこの訓練をするため
想像してみてほしい
成熟した大人の美しい女性の発する声が
高くキンキンした子供のような声だと
美しさは半減どころか幻滅しないだろうか
大人になれば自然と声は下がるというが
もっと意識的に下げて喉を開いてお腹から出さないと
思っている以上に子供っぽい声のままなのである
体を鍛えて美しいラインを手に入れるように
声も鍛えることで美しい発声を手に入れることができる
加えて話し方も大切
どんなに発声ができても話し方が子供のままだと
それも美しさ幻滅、である
歩きで言うならペタペタと軸が定まらずに歩く感じだろうか
面白いのは、話し方で立体感を造ることができるところ
それにより相手を飽きさせずに、自分の話を聞いてもらえる
メイクをしてヘアを整えて華やかなファッションで相手の気を引くように
話し方も変えることで相手の気をグッと引くことができる
声は十人十色
だからその人の魅力が最も現れるところと言っても
過言ではない
だから声に自信を持って発することで
その人自身の魅力も開花されるはずである
声で美しくなる
美しくなりたい人には声も整えることが
必須である
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Today’s BGM
Dvorak / Piano Quintet