2021/07/11

クラシックは私のエレガンスの原点

 


クラシック音楽が好きだ

ピアノは小学生の時に

少し習っただけなので

今はもう弾けないけれど

聴くのは日常だ


オーケストラも好きだけれど

ピアノの音色がやはり大好きなので

コンツェルトの贅沢さ豪華さは

家でBGMとして流していても

思わず手を止めて

聴き入ってしまうときもある


最近とあるピアノコンツェルトが

お気に入りで、ずっと聴いている

なぜこんなにも惹き込まれるのだろう

演奏者のファンということもあるが

やはりそこに音楽の美しさ

そしてエレガンスを感じるからだ


音楽は生きた芸術

作曲家が創り、演奏者が奏で

鑑賞者が聴く、その時間空間は

過去から現在、そして未来へと続く

崇高なエネルギーだと思う


演奏家を心から尊敬する

楽譜からその音楽を理解し

それを演奏能力として表現する

それは頭も体も必要なこと


そしてそればかりではない

一流の演奏家はそこに自分の思いを

魂を乗せている

それがあの感動的な美しい音の響きとなる


美しい音楽、エレガントな音楽には

そこに人の生き様が現れていると思う

幾多もの練習を重ね

曲の解釈を織り交ぜ

自分の思いをそこに表現し

それは人生そのものを表している


そしてそれが美しいということに

価値が置かれているという点


だから感動する

だから魂が揺さぶられる

エレガンスとはこういうことだと思う


自分の人生を、生き様を

美しくあるということに価値を置き

生きられたら

エレガントな芸術的な人生になると

私は信じている


だから、そのために

美しいものに触れ

美しいとは何かを思考し

それを自分の技術として落とし込み

日常の様々な場面で

表現していきたい


そのための美しさの哲学


今日は美しい音楽を聴きながら

こんなことをふと考えてしまった

だが、私のエレガンスの原点でもあると思う



因みに、私は美しい音楽が響き渡る空間で

荘厳な音に包み込まれる感覚に

魂が震えることがある

もし好きな場所で命尽きることができるのなら

教会かコンサートホールで

音楽に包まれながら最期を迎えたい


早く生の演奏会に足を運びたい



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