2021/06/22

都会と緑の狭間で

 


昨日は休みを頂いた

折角なので都内に出かけてみた

平日の都内に出掛けるなんて

何時以来だろうか

なんとなく贅沢な気分になる


昨年都内から越してしまい

休日もあまり出ることがなくなった

世の状況もそうだし

わざわざ行かなくてもいいかな

とすっかり地元が多くなっていた


越した当初は都内は狭かった、人が多かった

と、もう都内に住むことは無いだろうと

気持ちも離れていた

たまに来る分は良い、むしろ新鮮だ

そんな気持ちだった



私が好きな風景の一つに

都会の中の緑がある

以前綴ったことがあるかもしれないが

私はこの緑の木々とその後ろにそびえる

高いビルとのコントラストが

なんとも言えず好きなのだ


両方が共存している感じ

整備された都市の光景だ

ビルばかりも落ち着かない

緑ばかりもつまらない

両方が見える景色に癒される


それにこういう都会の中の公園に集まる人は

どことなく様々だ

仕事中の人

子連れの人

大学生らしき若者

運動中の人


それほど多くはないが

様々な人々が少しの間

思い思いの時間過ごしている


同じ空の下で

緑の向こうのビルを見やりながら


どんな思いだろう


私はこの真ん中の噴水を眺めながら

なんとなく、また都内に住むのも

良いかもしれない、と少しばかり思った


人が好きだ

矛盾も好きだ

癒されることも好きだ


束の間の休息は

私に新たな気付きも与えてくれたように思う


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