2021/05/31

自分を褒めることの大切さ

 


美学のモニターレッスンで

クライアントの方がこう仰っていた

「苦手なことに取り組んでいる自分を褒めたい」


そう言えば、私も以前に

そういったことをこのブログで綴っていた

自分を褒める


ハイヒールと美学のダブル課題

モニターレッスン

アウトプット

と、もうこなすだけで精一杯で

質は満足できるものではないだろうし

ブログの内容も疎かな日もあるし

休めなくて疲れると思ってしまうことも

正直に言ってある


この状況だけで他人なら

私は褒めてあげたいと思うけど

やっぱり自分のことだと

なかなかそうも思えなかったりする

それにそう思うことさえ忘れていた


でもクライアントの方の言葉を聞いて

それはとても大切なことだと改めて思った


自分を褒めたいと思っているときは

きっとモチベーションが高く

次も頑張ろうと前向きな気持ちに

なっているはずだ


そして心の余裕

なかなかがむしゃらに取り組んでいるときは

余裕が持てないけれど

でもその中でも、ふと自分を

俯瞰してあげられるような感覚

そういったものを持つことも

きっと大切なのだと思う


気付けば3ヶ月が過ぎ

季節は春から夏に変化しつつある

また3ヶ月後に

自分を褒められるような

振り返りが出来たらと思う


2021/05/30

美学は日常にしか存在しない -Elegant short story- Vol.2

 


(Vol.1はコチラ


夕方の予定は美学のレッスンだった

美学を教えるコーチとして

オンラインレッスンを行っている

今日のクライアントは初めての女性だ


先ほどの美しい音楽がまだ耳に残っており

優雅な時間に身を任せていたからか

今日は特にエネルギーが高まっている

新規のクライアントにも素敵なレッスンを

行うことができるような気がする


時間になりオンラインのコールをする

「はじめまして、本日はよろしくお願い致します」

第一声を意識し、エネルギーを込めて

挨拶をしたところで、はたと不思議な感覚を抱いた


画面に映った彼女は初めてのはずなのに

どこかで会った気がするのだ

内面、少し不思議な高揚感を抱きながら

コミュニケーションを続ける

すると彼女がこう言った

「実は、、、先ほどお会いしました」


「あぁ、あのカフェの…!」

そう、熱い視線を送っていた彼女だったのだ


「実はあのカフェによくいらしていたので

前からお見かけしていました

とてもエレガントな方で

どうしたらあんな風になれるのだろうと思いながら

いつも見ておりました

そうしたら、オンラインで美学のレッスンを

行っている方と知り、それならばぜひ受けてみたいと

お申し込みさせていただいたのです


今日は初回レッスンの前に

気分を高めるためにあのカフェに行っていました

そうしましたらいらっしゃったので

びっくりして思わず見惚れてしまっていました」


こちらもびっくりである

本当にどこで見られているか分からない

でもこんなに嬉しい出来事もあるわけだ

教える立場としてはもちろんのことだが

やはり、美学は日常にしか存在しないのである


嬉しさ恥ずかしさを堪えながら

彼女へこう返した

「ありがとうございます

見ていてくださったなんて嬉しい限りです

ですが、もし私のことを美しいと思ってくださったのなら

それは美学を知っているおかげです

日常の些細なことにまで美学を意識しているからこそ

美しいオーラを出すことができるのです

これは知って学べば誰にでも出来ることなのです

知るか、知らないか

やるか、やらないか、の違いです


こうやってレッスンを始められた今から

もう美しさの扉は開いています

レッスンを終える頃にはきっと

美しいオーラを纏い世界観を創り出すことが

出来るはずです

大切なのは日常から意識することです」


それを聞いた彼女の瞳は輝いていた



今回は100回目の投稿なので

少し趣向を変えてみた


これはあくまで私の理想のほんの一部だけれど

でもこうなれることを祈って

改めて、日常から美学を意識し続けていこうと思う


現在行っているモニターレッスンは

学びが多く、課題も多いが

回を重ねるたび自分の自信にもなっている


重い空気が漂う毎日だからこそ

美しい世界を自分で創り出していくこと

そして自分の生きたい世界で生きていくことが

とても大切


そのためにぜひ多くの方に

美学を知っていただきたいと思う


二回に渡り最後までお読みいただき

ありがとうございました


2021/05/29

美学は日常にしか存在しない -Elegant short story- Vol.1



気持ちの良い午後だ

窓からは穏やかな陽光を感じ

眼下には碧く煌めく海が広がる

テラスに出て反対側を見渡せば

豊かな緑と山を仰ぎ見ることができる

海と山が見渡せるこの街が好きだ

改めてそう思った


先ほどから店内ではクラシックの

ミニコンサートが行われている

チェロの温かく豊かな響きに

しばらくうっとりと聴き入っていた

美しい音楽とはなんと心地よいのだろう

チェリストの息遣いと美しい指の動きにまで

思わず美学を見出していることにおかしいと思いながらも

彼を見つめ、美しい音楽に浸っていた


先ほど渡されたメニュー表をやっと開き

スパークリングワインを頼んだ

「こちらをお願い致します」

メニューを返すときの微笑みはもう癖になっているが

スタッフは少し照れながらも微笑み返してくれた


肩越しに少し視線を感じた

その先をゆっくりと振り返って見ると

うら若き美しい女性が足元を見て

そしてゆっくりと視線を上げていた


Louboutinのハイヒール

そして美しく組まれた脚

すっと伸びた背筋

振り返った顔は肩と顎が一直線に並び

美しいシルエットを描いている

そこにエレガントなオーラを感じ

彼女は憧れの眼差しで見ていたのだろう


坂の多いこの街でハイヒールは苦労するが

それが良い訓練となっている

ハイヒールは如何なるときも

女性としての高揚感を与えてくれる

それにハイヒールのおかげで

健康、そして美意識を保つこともできる

人生の相棒である


加えて美しさの意識も忘れない

振り返るときや微笑むといった

ちょっとした仕草にこそ

美しさの世界があることを知っているからだ


運ばれてきたワインを口にしながら

暫くゆったりと優雅な時間を過ごしていた


ふと時間が気になり、腕時計を見る

もちろんその仕草もエレガントである

添えられた指先まで美しく伸び

側から見るとそこだけ時が止まったかのようである

今はスマートフォンでも時間は確認できるが

そこは敢えて腕時計を見る

そうすることで美しい世界を自分で創り出しているのだ


この後夕方から予定がある

名残惜しいがワインを飲み終えたところで

スッと立ち上がりテーブルを後にした

立ち去った後の残り香が

美しい余韻を残していた


To be continued...